パルテノン多摩で製作された壁画

2017/3/10|

現在開催中の開館10周年記念展『キース・ヘリングと日本:Pop to Neo-Japonism』では、
キース・ヘリングと約500名の子どもたちによって描かれた壁画を展示しております。

この作品は、1987年、多摩市の複合文化施設「パルテノン多摩」の開館記念にヘリングが来館し、
その際に行われたワークショップで多摩市の子どもたちとともに制作されました。
ヘリングの描いた線画の余白が子どもたちによって自由に埋め尽くされています。
幅720cmにも及ぶ大型作品には「マイ・タウン」、
4点で構成される正方形の連作には「平和」のタイトルが付けられています。


じっくり見てみるとヘリングと子どもたちからの様々なメッセージが。
のびのびとした筆使いからは、制作から30年を迎える今でもその楽しげな様子が思い浮かびます。
是非じっくりとご覧になってみてください。

パルテノン多摩で製作された壁画は、2017年6月25日までの期間限定展示となっております。

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