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10月11日の「ナショナル・カミングアウト・デー」は、性的指向や性自認を公言する人々を祝福する記念日として1988年に定められました。現在、その理念は世界中に広がり、毎年世界各地で大規模な祝典などが開催されています。
キース・ヘリングは、1980年代当時としてはまれなゲイ男性であることをオープンにして活動しているアーティストでした。1988年、「ナショナル・カミングアウト・デー」の発足にあたり、ヘリングはこの記念日のシンボルとなる作品を制作しました。この作品では、暗い場所から一歩踏み出し色鮮やかな世界に飛び出す人物像が描かれています。ありのままの自分として生きることを祝福する本作は、現在でもナショナル・カミングアウト・デーのシンボルとして国際的に認知されています。
「次世代へのエンパワーメント」を活動目的のひとつとして掲げる中村キース・ヘリング美術館では、今年のナショナル・カミングアウト・デーを、若者のカミングアウトについて考える機会とし、「NKHCナショナル・カミングアウト・デー2024」を開催します。
イベント概要
1️⃣トレバー・プロジェクト( @trevorproject )の「カミングアウト:LGBTQ+の若者のためのハンドブック」を日本語で紹介📗このハンドブックの序章を朗読するサウンドインスタレーションも行います👂
2️⃣NKHCの書架からさまざまな本を開架📚自分らしい生き方について一緒に考えてみましょう💭
3️⃣LGBTQ+関連書籍やナショナル・カミングアウト・デーグッズの販売🏳️🌈
4️⃣インスタライブ配信📣本日17:00より、本イベントをご紹介しながら皆さんの質問にお答えします🙋
