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コレクション

COLLECTION

コレクターであり当館創設者の中村和男は、1987年にニューヨークで一点のキース・ヘリング作品に出会ったことを機に作品蒐集を始めました。現在、中村キース・ヘリング美術館では、およそ300点の作品のほか、記録写真や映像、生前に制作されたグッズなど700点以上の資料を所蔵しています。
2017年には、世界的なスタイリストとして知られるパトリシア・フィールドが半世紀にわたって集めた 「パトリシア・フィールド・アートコレクション」 を収蔵。気鋭のアーティストを紹介する展覧会の開催および作品の収集にも取り組んでいます。

Artwork ©Enrico Isamu Oyama

Artwork ©︎Kenny Scharf

中村 和男 (1946年–2025年)

中村キース・へリング美術館 創設者

1946年、山梨県甲府市に生まれた中村和男は、京都大学薬学部を卒業後、三共株式会社(現・第一三共株式会社)に入社。医薬品開発に従事した後、シミック株式会社(現・シミックホールディングス株式会社)を創業し、臨床研究分野において先駆的な役割を果たしました。
 1987年よりキース・ヘリング作品の蒐集を開始。ヘリングの芸術とメッセージを広く共有すべきだという信念のもと、2007年、山梨県北杜市小淵沢町に中村キース・ヘリング美術館を創設しました。当館は、ヘリングの作品を専門に紹介する世界で唯一の美術館です。
 2015年には館の増築を指揮し、多様な展覧会および公共プログラムに対応するための美術館機能を拡充しました。 中村は、自身のビジョンと献身により、ヘリング芸術が次世代へと語りかけ続ける場を創り上げました。


パトリシア・フィールド・アートコレクション

パトリシア・フィールド・コレクションは、衣裳デザイナー、スタイリストとして活躍するパトリシア・フィールドが、半世紀にわたり蒐集したアートコレクションです。ニューヨークのブティック「パトリシア・フィールド」には、ヘリングをはじめとするアーティストから、マーク・ジェイコブスらデザイナーまで多様な才能が集い、独自の文化が育まれました。フィールドは作品を購入することでアーティストを支援し、交流の中で築かれたコレクションには、自由な表現と個性を尊重する彼女の美意識が反映されています。2016年、主要作品約190点が中村キース・ヘリング美術館に収蔵されました。


展覧会歴